宝くじをネットで購入するときのメリットとデメリット
宝くじ購入はネット派? それとも窓口派?ロト・ナンバーズだけでなく、ジャンボ宝くじなどの普通くじもネットで買えるようになりました。宝くじをネットで購入する際のメリット・デメリットとは何なのか。意外と知られていないデメリットなど、徹底解説します。宝くじネット購入のメリット10
- 買い忘れを防げる
売場窓口に行くことなくスマホかパソコンがあれば、いつでもどこでも購入できる - 自動継続機能
数字選択式の場合は、同じ番号を買い続ける自動継続の設定が可能 - ジャンボ宝くじなど、発売前に予約購入が可能
確実に購入でき、買い忘れや「完売」で入手できない事態を回避できる - 共同購入やプレゼント購入の機能もある
- 宝くじポイントが購入額の1%獲得でき、更にクレジット決済なのでクレジットカードのポイントもゲットできる
つまりポイントの二重取りが可能 - ネット購入では、宝くじポイントを1ポイントから使用可能
売場窓口では100ポイントから使用可能 - 換金忘れがない
受取口座を登録して自動受取となるため、換金忘れを防げる
高額当選の場合、みずほ銀行まで出向く必要がなくとても便利 - 宝くじの日の抽選対象にもなっている
- 券の発行がないためエコ
- 宝くじ公式サイトでは定期的にキャンペーンを行なっており、エントリーが不要なものがほとんど
条件を満たせば結構なポイントバックがある
宝くじネット購入のデメリット5
- 税金がかかることがある(次で詳しく解説)
- サイバー攻撃の心配
- サーバーの障害でアクセスできない場合がある
- 紙の宝くじ券がないため、当選番号を確認する楽しみが減る
- 現物の宝くじ券がないため所有感・占有感が薄い
宝くじの当選金は10億円当たっても、それ以上でもすべて非課税です。
いっさい税金を納める必要はありませんし、申告も不要です。
ではなぜ税金に気を付ける必要があるの?
高額当選した場合の話ですが、まるっと全額ひとり占めするのであれば大丈夫です。
ネット購入の場合、当選金の振込は登録した口座に自動で振り込まれます。
しかし仮に10億円当選して、家族と分け合うとか他の誰かに贈った場合、贈与税が発生します。
これは贈与された側が支払うことになります。
(年間110万円までは非課税、税率は20%)
ネット購入では自動で振り込まれるので楽ちんですが、受け取りは登録口座本人だけです。
これを分け合う場合は贈与税に注意しましょう。
これがネット購入したときの最大のデメリットです。
高額な当選金の分配の際のデメリットなので、知っておくとよいでしょう。
贈与税をなしで当選金を分配する方法とは
売り場購入であれば当たり券を持って、みずほ銀行に受取人全員で行き、分配して受け取ることができますので、贈与税の心配はありません。
(その分配金を贈与する場合も贈与税の対象となります)
「宝くじ当せん証明書」を各自に発行してもらえば、税務署の指摘があっても証明できますので安心ですね。
宝くじのネット購入ならではのデメリット
みなさんは「天赦日」をご存知ですか?
天赦日とは、暦の上で最高の開運日で年に数回しかありません。
宝くじファンの間では、宝くじを買う日を選ぶ中で「天赦日」は特別な超絶開運日になります。
そのため、宝くじ売場では行列ができることもあります。
ネット購入においても、この天赦日にアクセスが急増するためつながりにくくなることがあります。
実際2023年の春の天赦日には、宝くじ公式サイトにアクセスが集中し、一時つながりにくくなるほどでした。
ジャンボ宝くじの最終日にも注意が必要です。
特に年末ジャンボ宝くじの最終日の締切間近は、アクセスが集中するので気をつけましょう。
ネット購入の場合、こういった不具合に遭遇することもあるので、覚えておきましょう。
結論!ネット購入の最大のデメリットは
高額な当選金を贈る場合に贈与税が発生することでした。
(年110万円以下は非課税)
知らずに贈与してしまい、無申告を指摘されないよう注意しましょう。
でもやっぱりネット購入は便利!
ちなみに宝くじ公式サイトでは共同購入という買い方があります。
共同購入であれば当選金額を出資金のパーセンテージで受取が可能です。
会員登録の方法は?
会員登録での注意事項
宝くじポイントについて
オススメのネット購入サイト
宝くじを購入できるネット銀行は5つだけです。
そのうち通常のジャンボ等宝くじが購入できるのはみずほ銀行のみ。
よって、ジャンボを含む普通くじの購入が目的なら、宝くじ公式サイトかみずほ銀行の二択になります。
他の銀行はロトとナンバーズのみが購入できます。
- 宝くじ公式サイト
- みずほ銀行
- 楽天銀行(ロト・ナンバーズのみ)
- 三菱UFJ銀行(ロト・ナンバーズのみ)
- 三井住友銀行(ロト・ナンバーズのみ)
- PayPay銀行(ロト・ナンバーズのみ)
宝くじ公式サイトで買うメリットがすごい!
筆者はその時の勘やひらめきで窓口で買うこともあります。
例えば「いいことがあったとき」「記念日」などです。
そう、これは高額当選者がよく購入する動機でもっとも多い理由です。
売り場で買うときは、もちろん宝くじポイントもゲットします。
ジャンボ宝くじ発売中に、売場購入者対象のキャンペーンが実施されます。
例えば3千円以上購入すると応募できるものなどです。
チラシがもらえて、スマホでコードを読み取って応募するものなど。
このたび、年末ジャンボ宝くじ3千円分がもらえるキャンペーンに応募したら当選しました。
当選すると通知が届くので、宝くじ公式サイトのマイページから確認できます。
売り場窓口で当選証明を提示して、年末ジャンボ宝くじ10枚と引き換えました。
(宝くじ公式サイトの登録が必要)
(この宝くじがその後どれだけ化けたかは、後日ご報告ということで)
ネット購入は当たる?当たらない?当選確率はどう?
宝くじの当選確率は宝くじごとに決まっています。
ジャンボ宝くじは、年に5回発売される大型くじです。
当選確率は1千万分の1で、年末ジャンボだけは2千万分の1となります。
さて、ネット購入と売り場とではどちらが当たりやすいのでしょう。
当選確率で言えば、ネットも売り場も全く同じです。
ではなぜ銀座の宝くじ売り場で、長蛇の列に並んでまで購入する人がいるのでしょう。
これには理由があって、過去に何度も1等が出ている実績があるのでげん担ぎの意味もあります。
そして確率です。
宝くじは多く買えば買うほど、当選確率が上がるんですね。
つまり、たくさん在庫がある店舗はその中に高額当選券のある確率も高いわけです。
極端な例ですが、1千万枚仕入れたお店と、千枚しか仕入れられなかったお店。
どちらに1等があるかというと前者です。
みずほ銀行も、宝くじ公式サイトも会員数が多いので売れる枚数も多い。
結果的に年間通して1等が出やすい売り場ということになります。
結論!
宝くじは購入枚数が多いほど高額当選の確率が上がります。
ただ前述した内容を踏まえて、ご自身を信じて好きなところでご購入ください。
ちなみに筆者はネット購入の方が高額当選しやすいと考えているので、ネット購入をメインにしています。
まとめ
- ネット購入に抵抗がなければ、便利でお得な買い方ができる
- 紙の宝くじ券の当選番号確認のワクワクドキドキ感がほぼない
- あるとき突然億万長者になっているかもしれない
- ネット購入の最大のデメリットは分配するときの贈与税
どちらでも好きな買い方で宝くじを購入しましょう。
アナログでもデジタルでも、当たるときはあたります。